※今年の九州豪雨で我々が行った地域も被害を受けました。被災地の一日も早い復興を願っております。
いきなり過去のネタであるが気にしない。
気ままに書くブログであるからこれで良い。
そもそもこの九州遠征については自分もブログに書きたいと思っていた。これを書くためにブログを開設したといっても過言ではない。
我々は2020年2月3日~10日に九州ほぼ縦断鳥見遠征を行っていた。
メンバーは僕と同期のS氏、後輩のH氏、さらにT先輩とN先輩である。
先輩2人とH氏は僕より鳥見歴が長く、S氏は僕より鳥見歴は短いがライフリストは多い。つまり戦力でいえば僕が一番格下。
ちなみにN先輩は鳥を見つける能力が化け物クラスである。
一週間以上宿も決めずに回るのは初めてなので不安もあるが、見たことのない鳥を見れるという楽しみもある。そもそも僕がP900を買ったのはこの日のためである。いかに浮かれているかがお分かりだろう。
遅刻魔の先輩も今回は遅刻せず無事時間通り出発。
午前10時ごろ鹿児島に到着。レンタカー2台でさっそく鳥見開始!
まずはクロツラヘラサギのポイントへ。しかしカモとカワウくらいしかいない。
すぐに諦め出水へ。その道中大きな鳥の影が。
「ツルだ!」
ナベヅル
マナヅル
デカい。ナベヅルは小さい方だというがそれでこの大きさ。やはり桁違いだ。
しかし出水ツル観察センターに到着したとき、出迎えたのはツルの大群。我々は圧倒されてしまった。(先輩たちは見たことあるらしいけど)
この日の狙いは6~7羽が入っているというカナダヅル。そして15年ぶりに入ったというたった1羽のアネハヅル。しかしそれ以外のナベ・マナ・クロを合わせると約1万5千羽にもなる。この中からカナダとアネハを探し出すのはかなりきついだろう。
ツル以外にも興味を引くものがチラホラ
クロツラヘラサギ
(めちゃくちゃ近いのにピンボケ)
先輩たちが「ヘラサギいたよ」というので行ってみたらクロツラでした。先輩たち曰くクロツラよりヘラサギの方がいっぱいいるからヘラサギだと思ったとのこと。
ちなみに同期のS氏は葛西臨海公園でクロツラを探したがおらず、あきらめて帰った15分後にクロツラが現れたという伝説を持っておりみんなから煽られまくっていたが実は僕も葛西のクロツラは見たことがなかったのは秘密。
このときは出水ツルフェスタというイベントをやっており、指定のレンタカーでないとほとんど回れない。自分たちの車で勝手に回ろうかとも考えたがおとなしくレンタカーを借りて探すことに。(当然です。マナーは守りましょう。)
しかし金を払って借りた甲斐はあった。
カナダヅル
クロヅル(近くにいたおじさん曰くもしかしたらナベクロかもとのこと)
ツクシガモ
コクマルガラス
猛スピードで走り去っていったのでまともな写真は撮れず。
ちなみにこの写真カラス4種写ってます。(自分も帰って写真の整理してたら気づいた)
多分こんな感じ。
続いて現れたのはイソシギ。
なんだイソシギか。イソシギは関東でもよく見る。そりゃここにもいるよなイソシギ・・・いや違う!
クサシギ
イソシギに似てるけど一回り大きく、白い部分の切れ込みがない。
アネハは見れなかったけど予想以上の収穫。最後にN先輩がツリスガラを見ようと言い出したので移動しようとしたら・・・
やはり九州、関東とは何もかも違う。こんな光景関東じゃ見れない。
さあ車に乗り込んでツリスガラポイントへ。しかし少し走ったら先輩たちが車を停めてカメラを構えた。何かいるんすか?
H氏「アネハ! あ、違うわ。」
S氏「アネハ! あ、違うわ。」
僕「アネハ! あ、違うわ。」
全員「いや、あってる! アネハだ!!!」
アネハヅル
何この全員が一度間違えるというミラクル
何はともあれ見ることができました。聞いていたほど小さい感じはしない。気品にあふれた美しい姿。こんな美しい鳥を見られる日が来るとは。でも先輩が教えてくれなかったらスルーしてた。危なかった。
ツリスガラ
最後にツリスガラを見てこの日は終了。1日とは思えないほど大収穫でした。この調子で明日も見られるといいな。
この日のライファー
ナベヅル
マナヅル
クロツラヘラサギ
カナダヅル
ツクシガモ
クロヅル
クサシギ
コクマルガラス
ホシムクドリ
ニュウナイスズメ
アネハヅル
ツリスガラ