※今年の九州豪雨で我々が行った地域も被害を受けました。被災地の一日も早い復興を願っております。
今日は早めに出発してカラフトワシを探す。言い忘れていたが我々は鳥を探すときは二手に分かれており、見つけたらもう片方に連絡をするようにしている。今日はH氏とチームだ。(初日と2日目はH氏とS氏と同じチームだった)
まずは昨日のポイントへ
早速出たか?
トビ
残念トビでした。
クロツラヘラサギとアオサギ
アオサギの背後霊?クロツラの群れはうれしいがそれよりもカラフトワシだ。(3日目にして早くも感覚が麻痺している。クロツラなんて世界に数千羽しかいない希少種なのに。)
一度向こうのチームから連絡が入ったので向かったが、すでに飛び去ってしまったようだ。残念。しかも遠かったので確証はないとか。う〜ん。
その後も農耕地を回るが成果なし。
再び連絡が入る。合流し彼らの後についていく。
車が止まった。まさか・・・
H氏「上、飛んでます!!」
え?トビが3~4羽飛んでるだけじゃ・・・・いや1羽違うのがいる!!
カラフトワシとトビ
出た!!! これがカラフトワシ!!!
翼の幅がトビとは全然違う。そのせいか重厚感というか威厳というかオーラというか(語彙力)、トビよりもずっと強い威圧感がある。
この大きさで日本のイヌワシ属のなかで最小というのが信じられない。
しばらくするとカラフトワシは翼をすぼめスピードを上げ飛び去ってしまった。いや~あっという間だった。しかし満足だ。
と思っていたら後を追うようだ。確かにもうちょっと見たいもんな。
再び発見。今度はカラスと一緒に飛んでいた。
カラフトワシとカラス(種不明)
いやサイズ感おかしくね?カラスは翼開長1mくらいにはなる。どんだけでかいんだよカラフトワシ。
一緒に飛んでいたというと仲良しなイメージを抱く人が出るかもしれないので言っておくが、これはモビングという行動で敵となる相手に集団で付きまとい、騒ぎ立て、攻撃することで追い払うことが目的である。特にカラスのモビングは激しいことで知られている。でもトビのモビングは聞いたことがなかった。もしかすると獲物が競合するからかもしれない。カラスがトビに対してモビングをするのは襲われるからというよりも食べ物(屍肉)が同じだからという人もいる。
ちなみにこのときすぐ近くにタシギが出ていたのだが僕はカラフトワシに夢中で無視してしまった。
とにかく今日の目標は達成。N先輩が「言うて見れる」と言っていたがその通りになった。
次の目標はイワミセキレイだが果たして。
このポイントはこの日の宿泊地でもあるのだがすでに鳥がかなりいる。
この他シロハラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、エナガなどを確認。これは期待出来るか?しかし時間も遅いので今日はこれで終了。明日はそこそこ早くここを出るのでそれまでに見つかるといいな。
この日のライファー
カラフトワシ
ビンズイ