※今年の九州豪雨で我々が行った地域も被害を受けました。被災地の一日も早い復興を願っております。
今日は長崎でナベコウを探す予定であるがあいにくの雨である。霧雨程度であるが鳥たちの活動には影響を与えるだろう。ナベコウ見れるといいんだが。
出発早々、先輩がカツオドリを発見したのでそちらを観察。
カツオドリ
雨で視界が悪いうえ、かなり距離がある。走ってる車の中からよく見つけたな・・・
長崎に到着し、うどんを食べながら作戦会議。いつも通り2手に分かれるが、今までは1つのエリアを2台で捜索していたのに対し、今回は1つのエリアを1台で見るので1チームの捜索範囲がかなり広くなる。これは時間がかかりそうだ。さすが最難関。
しかしやるしかない。アネハヅルやカラフトワシより難しいことを覚悟し出発。
出発から10分、連絡が来た。
「ナベコウ」
え?もう?早すぎない?今持ち場についたばかりなんですけど・・・
まあとにかく出たんなら良い。合流しよう。
でもキジが出たのでちょっと寄り道。
キジ
ナベコウ
いた。あっさり出た。こんなデカいのが電柱に止まってるのは目立つな。
聞くところによると電柱がねぐらになっているんだとか。雨であんまり活動してなかったのかもしれない。
あまりにもあっさり出てしまったので時間が大幅に余ってしまった。どうしよう。
近くのハイチュウのポイントに行くことに。でもだいぶ早いらしい。まあそうでしょうね。
ハイイロチュウヒ
飛んではいるけどやはりまだ時間が早いようだ。近くで適当に時間をつぶしてからまた戻ることにした。
とはいえ雨のせいで鳥の出は良くない。仕方がないのでもう一度ナベコウのところに戻ることにした。
ナベコウ
降りてた。でも近づいたらまた電柱の上に戻ってしまった。ごめんね。
時々ハイチュウが出たりナベヅルがいたりしたがそれ以外は特に収穫なし。
ハイチュウポイントに戻ってくるとチョウゲンボウがいた。
可愛い。
羽繕い中に真ん丸になった。チョウゲンボウってこんなに可愛かったっけ?
近づいてもなかなか逃げないので心ゆくまで写真を撮らせてもらった。
さあそろそろいい時間だけどハイチュウ来るかな?(来るだろ、さっき来たんだし)
チュウヒ
ハイイロチュウヒ
ハイイロチュウヒ
信じてください本当にハイイロチュウヒのオスですよ。オスはいい写真が撮れない、というより数が少ないのでチャンスがない。
コチョウゲンボウ
オスとメス両方を見ることができた。後ろ姿だけど。
コチョウゲンボウはN先輩が大好きな猛禽である。宮城でもコチョウゲンコチョウゲン言ってた。
遠いうえに被写体が小さいのでいい写真は撮れないが、これくらい遠いと逃げないので撮影自体は楽だ。飛翔写真にも挑戦しようとしたがあまりにも速いので諦めた。コチョウゲンのスピードにはとてもじゃないがついていけない。
おや? 君は
コミミズク
コミミズクをこんなにじっくり見たのは初めてだ。
コミミズクを初めて見たのは渡良瀬だったがその時はあっという間に通過してしまった。ちなみにそのとき僕らはチュウヒのポイントにいたのだが、コミミズクが見たいと言ってそこからコミミズクのポイントまで移動した某Y氏はコミミズクを見ることができなかった。何という悲劇。
この日はこれで終了。ナベコウがあっさり出て拍子抜け。本来はこんなに簡単ではないんだろうけど・・あれか?N先輩が「言うて見れる」と言ったからだろうか?
というか先輩たちの引きが強すぎる。アネハヅルもカラフトワシもナベコウも全部先輩たちが出した。この人たちはやはりとんでもない人たちなんだろう。
明日も一応ナベコウを探す予定なんだけどだいぶ心に余裕ができた。正直順調過ぎて怖くなってくるレベル。個人的にはハイチュウ・オスのリベンジができたらここはもういいかな。
この日のライファー
カツオドリ
ナベコウ