また某遊水池に行ってきました。狙いはノビタキ。
実は僕は去年の9月にノビタキをこの遊水池で見つけており、今年も来るのではないかと先月から狙っていたのだ。結果は過去記事を読んでいただければわかると思うが全て空振り。そうこうしているうちに10月になり諦めかけていたが、今月の中頃からTwitterのTLにノビタキの写真が続々と出てきたのでここにも来ているのではないかと思い行ってみたのである(タイトルと導入で察したと思うが今回ノビタキは見れました)。
AM11:00ごろに到着。カモが沢山いる。あとはスズメとかカワウとか。
どうやらすっかり定着したようだ。
こちらも定着したのかな?
予想外のキンクロハジロ。去年は来てなかったと思うんだけどよく覚えていない。キンクロは家の近所の公園にたくさん飛来するから他の場所で見つけてもスルーしてしまう。この日はこの1羽だけで他は確認できず。
見つけたときはマガモがいる!と思ったんだけど・・・カルガモ幼鳥?それとも交雑?胸や顔の茶色が濃いし背面と腹面の境目がはっきりしているし風切羽の白色部が少ない。たぶん幼鳥だと思うけど自信は無い。
また出たこういうよくわかんないやつ。コガモかと思ったけどなんか違う気がする。具体的にどこが違うのかと聞かれたら答えられないけど、なんか雰囲気が違う。
カワウが近づいても起きない。顔が見えればある程度見当はつくんだが。
・・・と思っていたら顔を出した。ん?君は・・・
断定はできないがこの顔つきはオナガガモっぽい。でもオナガガモはメスでももうちょい尾が長いと思うんだけど・・・しかし羽色はオナガガモに似ている。以前見たヨシガモのメスとは少し違う。それともオカヨシガモのエクリプスとか?まあ一応オナガガモとしておこう。
背中が緑だけど前・中脚は褐色。こういうわずかな違いを見つけるのは結構楽しい。まあ見つけたって何か良いことがあるわけではないんだけど。
こちらもすっかり定着している(カモとかの「定着」とは違う意味だが)。小学生の頃は見たことなかったんだが一体いつからいたのだろう、よく見ておくべきだったなあ・・・
ケラ
この日はやけにケラが地表に出ていた。何が理由かはわからないが前日の雨が関係していたりするのだろうか?
ここで遊水池から少し離れた田んぼに7~8人、バズーカを構えた人々がいるのを発見。田んぼの中に何かいるようだ。P900のズームを使って何がいるのか探してみると田んぼの中に小鳥が・・・これは出たな。
近づいてみると集団の1人が
「ノビタキいますよ」
やっぱり。
距離はそこそこといったところ。でも個人的にはこれくらいで充分。
初めて見たときはモズかと思ってスルーしそうになり、嘴がカギ状でないことに気がついて写真を撮ったものの「草原にいる茶色い小鳥ならヨシキリの仲間だろ!」と決めつけて迷宮入りした思い出。
時々草の中に入るけどすぐに出てくる。草が被ることを除けば撮影は楽。
このとき隣にチュウサギがいたのだが、ノビタキに夢中で近づきすぎてしまったらしく飛び去ってしまった。ごめん。
ここらで満足したので遊水池に戻る。
途中でキジの声がしたが見つけられず。
外来種のセイタカアワダチソウだけど花粉や花蜜を食べる昆虫やそれを狙う小型肉食動物には好評みたい。
遊水池に戻ってすぐカルガモの群れの中に別のカモを発見。
今度は間違いない・・・はず。尾が長いし大きさもカルガモと同じくらいだし。手前の草が映り込んで画像がぼやけてしまったのは残念。
こちらにはコガモ。緑の翼鏡が綺麗。よく見ると嘴に黄色いラインが無いうえ、尾の周りに白黒の細かい横縞模様の羽が生えている。つまりこの個体はエクリプスから繁殖羽に生え換わりつつあるオス。てっきりメスだと思って撮影してた。
やはり猛禽はかっこいい。ここだけでなく別の場所でも猛禽を見ることが増えてきた。少しずつ冬に近づいていくのがわかる。
このあとクイナを発見したもののすぐに茂みに入ってしまい撮影できず。
長くなったので後編(→某遊水池にカモ類とノビタキ 後編 - コミュ障カラスの生き物ブログ)へ続く。