前編はコチラ(→某遊水池でカモ観察 前編 - コミュ障カラスの生き物ブログ)
ある程度写真を撮ったので場所を移動する。
前回キンクロがいたポイントに行ってみる。
さっきの場所とは違いマガモがたくさんいる。マガモの数も前回から随分増えている。
メスもいた。さっきのメスとは違って風切羽が長い。やはり換羽のタイミングにはかなり個体差があるようである。
そんなマガモに交じって小さめのカモが。
こちらも定着したといっていいのか?前回から1羽増えて3羽になった。一番左の個体、黒味が強いけどエクリプスなのか?
こちらは?
この目つきの悪さはハシビロのオスだろう。
こっちにもハシビロ。右は換羽中のオスで真ん中はメスだろうけど左は?羽色はメスだけど嘴はオスのように真っ黒。まあエクリプスなんだろうけど右のオスと違って眼も黒いのでちょっと判断に迷った。
たぶん3羽ともオス。嘴黒いし。換羽の程度は3羽でバラバラ。
頭が黄色っぽいので幼鳥かな?すでに1羽で行動していた。
「ヒッヒッ、カッ、カッカッ」とよく響く声で鳴いていた。ジョビ子は鳥屋のアイドルとしての地位を確立しているが、ジョビ男はどうなんだろう。個人的にはかっこいい感じと可愛い感じが共存した「可愛いジャニーズ」的な感じだと思っている。
ウグイス
鳴き声はよく聞くけどなかなか見れない鳥の一つ。藪の上に姿を見せてくれた。
カワウ
カワウはたくさんいたがこの1羽だけ婚姻色になっていた。枝を引っ張っていたがもしかして巣材だろうか。
こっちは成鳥。小首を傾げてこっちを見上げる。アザトカワイイとはこういうことだろう。
上と同じ個体。目線を合わせると良い写真が撮れると聞いてやってみたがその通りだった。目線変えるだけでここまで変わるのか。ただ撮影は大変だが。
ここで上空に怪しい影が。
チョウゲンボウ(たぶん)
予想通りチョウゲン。しかし2羽いる。この時期につがいを形成するものなのか?それとも争っていたのだろうか?ちなみにこの2枚はもしかしたら同一個体。
ここで一周したのでまた最初のポイントに戻ることにする。
特定外来生物になりそうでならない。飼育頭数が多いため指定されると大量に捨てられるかららしい。逃がすような輩は指定されなくても逃がしそうな気はするけどな。
今まで触れてこなかったけどこの場所にはいつもいる。きっと同じ個体なんだろうな。
とにかく多いオオバン。カモ類と同じように水中の藻類・植物や陸上の植物を食べる。競合したりしないのだろうか?
オカヨシ・ヨシ・ヒドリの群れは移動しておらず同じ場所にいた。
やっぱりヒドリガモ同士で集まっていた。
オスなのかメスなのかよくわからん。
ほぼ繁殖羽になっているが三列風切がまだ短い。
本日はこれで終了。
今回確認できたカモは8種類(ヨシ・ヒドリ・ハシビロ・オカヨシ・マ・キンクロ・コ・カル)。ホシハジロは抜けてしまったようだがそれでも多くのカモが見られたし、それぞれ個体数も増えていた。この8種は定着かな?
これから新しく入る種もいるかもしれないけどすぐ抜けるかもしれないからこの8種以外は厳しいかな?ただこれでも昨シーズンより多いんだが。
今後の観察はカモの種類より換羽の様子がメインになるかも。