前回→宮城でガン見 その2 - コミュ障カラスの生き物ブログ
宮城ガン見旅行も今日が最終日。でも初日と2日目でほぼ出尽くしてしまった感がある。
昨日と同じく日が昇り始めた頃に到着。
やはりねぐら立ちは一斉に飛び立つから見応えがある。
昨日と同じように付近を捜索。
モズ
見事に枝被り。
昨日とは異なり霧は出ていないので遠くまでよく見える。
チュウヒ
こちらも見事に枝被り。
いるという話は聞いていたけど実際にここで見るのは初めて。でも九州で散々見たから感動は薄い。
こちらは予想外。こんな場所でも見られるんだ。なかなか遠いので昨日みたいに霧が立ち込めていると絶対に見つけられなかっただろう。
事件現場。羽の主はわからないが何者かがここで鳥を襲ったようだ。猛禽の他、キツネもタヌキもいるから犯人はわからない。
ねぐら周辺はここまでにして、農耕地を回ることに。
去年は何度もノスリを見たのに今年は見ないな~と思っていたがそんなことなかった。ただ大通りの電線に止まっていることが多いのでじっくり見るのは難しい。
ここで農耕地でなにやら蠢いているのを発見。
何がいるかわかりますか?
正解はタゲリでした。推定30羽ほどの九州でも見なかった大きな群れ。
少し離れたところには単独行動してるものが。
ちょっと遠いけど逃げないので心ゆくまで写真を撮らせてもらった。日に照らされると背中(雨覆かも)が鈍い光沢を放ってとても綺麗。
ここでイタチが出たけど一瞬だったので写真は撮れず。
写真を撮ろうとイタチを探しながら車を走らせていると畦道に何か発見。
ハヤブサでした。ようやくハヤブサを見れた。しかも成鳥。何で畔に降りてるのか理由は不明。別に食事中というわけではなかった。
ちなみに去年はねぐら立ちの直後にカモを捕らえたハヤブサ(幼鳥)を見ることができた。
去年のハヤブサ(スマスコで撮影)
こういうシーンを期待していたんだけどそんなに甘くない。
しばらくすると飛び立った。飛翔写真に挑戦したけど案の定失敗。後ろの田んぼにピントが合ってしまった。
だいぶ日が傾いてきたのでそろそろねぐらへ向かうことに。しかしここでまさかの事態が。
なんとハヤブサが目の前に着地。これは撮るしかない。さっきと同じ個体かな?成鳥だと思ってたけど茶色い羽が交ざっているのでまだ若い鳥のようだ。
さすがにこの距離だとハヤブサも警戒する。鉄骨の後ろに隠れてしまった。自分から来たくせに。
頭隠して尻隠さず。良いシーンなのだがハヤブサにピントが合わなかった。
時間が無いのでハヤブサはここで切り上げてねぐらへ向かう。
初日ほど大規模な群れはないが小さな群れがひっきりなしにやってくる。
やっぱり来たコチョウゲン。こいつらも昼間は広い農耕地に散らばってるんだろうな。
ガンをバックにコチョウゲンその2。今度はガンが低かったかな?ガンが降下しているところが撮れてしまった。
3日間のガン見旅行もこれで終了。
オジロワシやアメリカコハクチョウも来ていたらしいけど残念ながら見られなかった。でも近所では絶対に見られないような鳥をたくさん見れたので大満足。
ひとつ気になったのが人が予想以上に多かったことである。
新型コロナウィルスがみたび広まっているこの状況、自分も鳥見旅行を自粛すべきだったのではないかと後悔している。しかしせっかく予約したのだしという思いや、そこまで人は集まらないだろうという思いから行ってしまった。おそらく他の人も同じように考えていたのだろう。これからは自分と似たような考えを他の人達も持ってると思って鳥見に行くかどうか決める必要があるだろう。
宮城のおいしいもの、また食べたい。