前回→キジはいずこへ... その1 - コミュ障カラスの生き物ブログ
前日とは打って変わって良い天気。早速キジを探しに行きたいところだが、やっぱりシマアジの様子が気になるので池を見に行く。
今日も寝てる。ただ、周りにいるコガモも寝てたのでこの時間帯は休み時間なのかも。昨日以上に人が集まっており10人前後の集団となっている。
シマアジがまだいることはわかったのでキジを探しに行きたいところだが、どうせなら一通り見てからにしたいよね。なんかいるかもしれないし。
カルガモはともかく、コガモはまだ7~8羽がおり、もうしばらく残ってそう。
ヒメアマツバメ
ツバメやイワツバメにまざって4~5羽がかなり低いところを飛んでいた。ブーメランのような形状は何度見てもカッコイイ。
昨日は見られなかったカイツブリ。すっかり夏羽。
アオサギが1羽、フワリと舞い降りて採餌を始めた。すっかり婚姻色になっている。
タシギ
今日もいたタシギ。1羽しか見えないけどヨシの陰にもう何羽かいるのかな?
アカミミガメ
昨日とは異なりたくさんのカメ。晴れて暖かいと出てくるのね。1匹くらいスッポンとかまじってないかなと思ったがどれもアカミミ。
岸辺だけでなく、水面にわずかに出ている流木や石の上にもアカミミが.... ん????
スッポン
ふぉおおおおおお!!!! ホントにスッポンいたああああああ!!!! まさか本当に見られるなんて!キジは置いといて今日はこのままスッポン見てようかな?
しかし見つけて1分ほどすると、こちらを警戒してか脚をじたばたさせドボンと水に飛び込んだ。こちらまでの距離は20mほどあるんだが、何という警戒心。
この後さらに三度スッポンを確認。同一個体かはわからないが、今日はスッポン運があるなぁ。
そしてこの後キジを探しに行ったのだが、数時間探し回ったのに姿はおろか声すら聞こえない。昨日は1声は聞けたのに.... 時刻は17時。諦めて戻ることにした。写真はいつもの場所にいたイソシギ。
婚姻色に染まっているが昼間の個体と同一個体なのか?
鳥の羽をたくさん咥えている。巣材集めのようだ。
今日も見られたツグミ。あとどれくらいここに残るのだろうか?
昨日はツバメを撮ったので今日はイワツバメ。カラーリングはヒメアマツバメに似てるけどシルエットはだいぶ異なる。
昨日とだいたい同じ時間帯なんだが今日はペアでお食事中。また、カメラマンもまだ5~6人残っていた。鳥も人も同じ動きをする日はないみたいね。
タシギ
昨日は3羽いたが1羽が他の2羽を追い払っていた。今日は2羽。そして昨日に続いてなんだか険悪なムード。
やっぱり。タシギは2~3羽で行動していることがよくあるけど、その場合彼らはどういう関係性なのだろう?もっとも野生動物なので、群れのメンバーだけど餌をめぐって争うライバルでもあるとかもあり得るけど。
追い払われた個体はすぐに戻ってきたが、草の陰に隠れてじっとしていた。ある程度序列は決まっているのかね?
数日前に別の場所で見ていたので期待はしていたが、ちゃんとここにも来ていた。コチドリは筆者に春を感じさせる生き物の1つである。
この日はこれで終了。前日に続きキジは見られず。これは繁殖期が終了し静かになったので見つけられないのか、あるいはこの近くにキジはいないのかのどちらかだろうが、前者であってほしいなぁ...
さて、ここから先は個人のお気持ちなので読まなくても構わないが、生き物に興味があるのなら少しでも良いので目を通してみてほしい。
今回筆者がシマアジを見つけたのは偶然なのだが、後で調べると、この場所にシマアジが飛来したことは複数のブログ等で公開されていたことがわかった。
シマアジは飛来数が少なく、しかも普通は旅鳥であり日本で越冬することはあまりない。そんな生き物がいるとわかれば多くの人がやってくる可能性がある。
ここの遊水池は公園などと併設されており、休日は多くの人で賑わう場所である。ここは鳥屋やカメラマンだけの場所ではない。また、鳥を撮影しに来た彼らが皆周りに気を配れるような人であれば良いが、実際には残念ながら、マナーの悪い人も集まってしまう。そうすれば他の利用者に不快な思いをさせたり、鳥に害を与えられることもある。
鳥の情報を公開するときはなるべく「抜けた後に」「場所を伏せて」公開するほうが良い。そうすれば防げるトラブルもあるのだということを頭に入れておいてほしい。
こちらの記事もどうぞ→クビワキンクロと鳥屋のマナーについて - コミュ障カラスの生き物ブログ
鳥屋の未来が明るくありますように