夜の帰り道、明かりに引き寄せられたホシヒメホウジャクを見つけた。
ホシヒメホウジャク
捕まえると翅を細かくブルブルと震わせ始めた。↓写真じゃちょっとわかりづらいけど。
1分ほどブルブルした後、ほとんど前触れなく飛び立った。
またある日にはウンモンスズメを見つけた。ウンモンスズメ
↓こちらもつつくと翅をブルブル。蛾の仲間はよくこのようなウォーミングアップを行う。蝶はやってるイメージないけどこの違いはなんだろう?
他の昆虫だとタガメもウォーミングアップをするらしいし、トンボではオニヤンマがやってるのは見たことある。トンボの場合、この行動は羽化直後の個体でよく見られるらしいが、体温を保つためにやることもあるみたい。
ちょっと気になるのが、体温を保つためにやるのはともかく、飛び立つ前に毎回ウォーミングアップしていたら襲われやすくなるのではないか?ということ。当然ウォーミングアップ中は飛べないので、そのときに攻撃されたら終わりである。夜行性で敵に見つかりにくいからだろうか?そういえばトンボの羽化も基本は夜であるし、タガメが飛ぶのも夜である。
もしかしたら、敵が少ない夜だからこそ進化した行動なのかも?とかいう妄想を繰り広げている。