近所の公園に行ってきました。
今年に入ってからは1月と2月に1回ずつ行ったのみで、今回で3回目。ずいぶん久しぶりに感じる。
カケス(1月)
1月には鳥初めの直後にルリビ狙いで訪れたが、姿は見れたものの写真は撮れず。でもカケスが撮れたからヨシ。
ヒキガエルの卵塊(2月)
2月の終わりに暖かい日が続いたとき、蛙合戦が始まっているのではないかと思い行ってきたが、時すでに遅し。
そして3月。寒さがぶり返したが生き物たちはどうなっているのだろうかと見に行った。ヒキガエルの卵は順調に発生が進んでいるようだった(写真は撮り忘れた)。
まずはルリビを狙いにポイントへ向かったが、バズーカを構えた集団がおり近寄り難かった(なんか草ちぎって投げてる人もいたし....)が、どうやらミソが出ていたようだ。筆者もしばしば鳴き声を聞くが、まだこの公園では姿を見るには至ってない。
ルリビポイントに到着早々アオジを発見。人に慣れてしまったのか、こちらからわずか2mほどの距離で採餌していた。
ルリビタキはわりとあちこちで見られるので他のポイントを見て回っていたのだが、その時「チリリ...チリリ...」「ヒ〜...」という聞き覚えのある鳴き声。まさかこの公園にも来たのか?
鳴き声のする方を見ると4〜5羽の小鳥が梢に止まるところだった。遠い上に枝が被って見づらいが、尾羽の先に赤いマーク。これは間違いない。
最後にヒレンジャクを見たのは2021年だから、実に3年ぶりの出会いである。今季は当たり年なのかは知らないが、ここで見られるとは思わなかった。ちなみに黄色い子はいなかった。
3年前は駅前、今回は近所の公園と、予想もしない場所でばかり見る気がする。こういう予期せぬ出会いが鳥見の醍醐味だと思う。
コツコツと木をつつく音と、よく響く声が聞こえたので探してみると、案の定アオゲラ。鳴き声からしてもう1羽いるようだったが見つけられず。ここで見るキツツキはほとんどコゲラかアオゲラ。意外にもアカゲラはあまり見ない。
巣材を集めている様子。もうそんな時期か。カラスは巣立つまでのスピードは速いが、巣立ってから独り立ちまでが長い。初夏から親子連れは見られるが、長いと真冬まで親子連れだったりする。
一通り回った結果、コジュケイやカケスは見れたがルリビは見つけられず。諦めて池を探索することに。こちらにもバズーカの集団はいるが、狙いは考えるまでもない。
やはりカワセミ。池に来たときからずっとカワセミの声が聞こえていたので、見つける前からいるのがわかってしまう。春のカワセミは賑やか。
餌をくれると思っているのか近寄ってくるカモその1。もうそろそろ北へ帰る頃だろうが、まだ30羽以上いた。
餌をくれると思っているのか近寄ってくるカモその2。この日に見たカルガモは全て2羽ずつで行動していた。もうペアが形成されているのだろう。
餌をくれると思っているのか近寄ってくるカモその3。カモ類はしばしば複数種で群れをつくるが、よく見ると種ごとに固まっている。
アカミミガメ
黒化の程度が様々で面白い。この公園でカメを見かけたら、筆者はついついミシシッピチズガメやハナガメを探してしまうが、あのとき以来一度も見ていない。
カメを撮影しているとカイツブリが現れた。ここで見るのは2023年鳥初め以来だったかな?今回は2羽。写真上の個体はまだ冬羽だが、写真下の個体は夏羽に近い色になっている。
ツーショットが撮れないかと機会をうかがい、ようやく撮影。キンクロが通過したのは偶々。なお「羽色や嘴の色が淡いのは、成鳥冬羽ではなく第1回冬羽である」とする人もいるようだが、個体差もあるし、個人的には成鳥冬羽と第1回冬羽の見分けはつかないのではないかと思っている。
ガビチョウ
池の近くの藪にはガビチョウ。藪の中でガサガサ音がするときは、まずはガビチョウの可能性を考えた方が良い。ウグイスはさえずりが時折聞こえるが、ガビチョウはまだ聞こえない。
長くなったので後編へ続く。