およそ1か月ぶりの更新。一応前回(コクワガタ飼育 その3 羽化 - コミュ障カラスの生き物ブログ)の続きです。
神奈川県産コクワガタ7頭がすべて羽化したので大きさを測ってみました。
前回羽化の様子を撮影した、1番最初に蛹化・羽化した奇形と思われる個体。
神奈川県S川産 2月1日採集
4月11日蛹化 5月6日羽化(蛹でいた日数25日)
全長:35mm
尻だこが左右非対称だったので心配だったが無事に羽化した。均整の取れた美形個体?羽化までにかかった日数は7頭中最長だった。
そして前回2頭目の羽化が目前だと書いたが、更新直後の5月10日に羽化した。
5月9日 23:25
5月10日 6:46
5月10日 18:27
神奈川県T川産 1月19日採集
4月18日蛹化 5月10日羽化(蛹でいた日数22日)
全長:32.5mm
取り出してみると思ったより小さいという印象。1頭目とは2.5mmしか違わないのに大腮(大顎)や体型がかなり異なる。
5月14日には2頭が羽化。
5月14日 9:42
神奈川県S川産 1月27日採集
4月22日蛹化 5月14日羽化(蛹でいた日数22日)
全長:24mm
唯一のメス。別にオスばかり狙ったわけではないのだが性比はひどく偏った。
5月14日 23:05
神奈川県S川産 2月1日採集
4月22日蛹化 5月14日羽化(蛹でいた日数22日)
全長:29mm
先ほどのメスとは蛹化・羽化のタイミングがほぼ一緒。コクワガタはオスとメスの成長スピードがほぼ同じと聞いたことがある。これが都会でも生きていける秘密の1つなのかも。(お尻にオレンジ色のものが見えたんでメスだと思ってたんだが)
同じ日に蛹化した4頭のうち、大きなオス2頭は羽化が遅れた。
5月15日 10:26
神奈川県S川産 2月1日採集
4月22日蛹化 5月15日羽化(蛹でいた日数23日)
全長:39mm
40mmに届くと思ったんだけど惜しくも届かず。しかし1頭目より角ばった、ごつい印象を与える個体だった。
5月15日 21:22
神奈川県S川産 1月27日採集
4月22日蛹化 5月15日羽化(蛹でいた日数23日)
全長:42mm
今回羽化した中で最大の個体。大腮のゴツさは先ほどの39mmの個体をはるかに凌ぐ。これほどの大きさだとコクワガタとはいえかなりの迫力がある。
1頭だけ蛹化が5月3日と遅く、羽化もやや遅れた。
5月23日 11:12
神奈川県T川産 1月19日採集
5月3日蛹化 5月23日羽化(蛹でいた日数20日)
全長:30mm
蛹化は最も遅かったが、羽化までにかかった日数は7頭中最短である。気温が影響したのだろうか?
正直もう少し大きくなってほしかったが、採集した時点で3齢だったので充分というべきだろう。久々のクワガタ飼育であったが、1頭も☆にすることなく成虫にすることができてとてもほっとしている。
さて、福岡県に行ったときシュロの材から割り出した幼虫はどうなったかというと....
5月17日
これくらい大きくなりました(これ以前のサイズがわかるような写真を撮ってないので伝わらない)。
写真上の個体は6月1日に蛹化(菌糸ビン交換したばっかなのに....)。お尻にオレンジ色のものが見えるのでメスではないかと思っていたがやはりメスだった。
5月23日 8:35
5月28日 13:19
6月1日 19:15
もう1頭は大きさからしてオスのようだが、蛹化の気配は全くない。
5月28日 13:20
コクワだとしたらかなりデカいんだけど、何クワガタなんだろう?
※2021.7.11 追記
2頭ともコクワガタでした。