コミュ障カラスの生き物ブログ

生き物好きなコミュ障が気ままに書くブログです。

コクワガタ飼育 その5 結果発表続き

前回(→コクワガタ飼育 その4 結果発表 - コミュ障カラスの生き物ブログ)は福島県産のコクワガタのうち1頭が蛹化したところまでだったが、その後どうなったかというと...
 

f:id:komyushokaras:20210711101612j:plain6月17日 19:25

f:id:komyushokaras:20210711101721j:plain6月17日 20:13

f:id:komyushokaras:20210711101853j:plain6月17日 23:02

f:id:komyushokaras:20210711101948j:plain6月18日 8:13

f:id:komyushokaras:20210711102043j:plain6月18日 9:58

羽化直前になってかなり水が溜まっており、羽化不全にならないかヒヤヒヤしたが無事に羽化した。

f:id:komyushokaras:20210712154133j:plain福島県産 3月16日採集

6月1日蛹化 6月17日羽化

全長 : 28mm

メスはやっぱり大きさが変わっても体型に大きな変化はないなぁ。

 

 

もう1頭、オスと思われる幼虫はあの後菌床の劣化が進んだので菌糸ビン交換をしたが、その後ぱったりと姿を見せなくなった。2週間ほど経ちビンを傾けると音がするので蛹になったと判断し掘ってみることに。

f:id:komyushokaras:20210711103709j:plain7月11日 10:06

やはり蛹になっていた。眼が黒くなり始めているので蛹化して数日は経っているようである。それにしてもデカい。45mmは狙えるかもしれない。

f:id:komyushokaras:20210711103916j:plain上手いこと蛹室をほとんど壊さず掘り出せたので撮影後は再び蛹室へ。人工蛹室でもよかったんだけど、幼虫が自分でつくったもののほうが安全だろう。

f:id:komyushokaras:20210723154600j:plain7月23日 15:09

徐々に体が出来ていく。前日まではわりと均一な色をしていたのだが、急に脚が色づいた。 思ったより早く羽化しそう。
 

f:id:komyushokaras:20210724083943j:plain7月24日 8:34

半日でこれだけ色づいた。羽化まであと1〜2日と予想していたのだが....

f:id:komyushokaras:20210724164623j:plain7月24日 14:40

6時間後にはこの通り。表皮が中の体にぴったり貼り付いた感じになった。これは今日中に羽化するな。

f:id:komyushokaras:20210724212723j:plain7月24日 20:42

さらに6時間後。脚や触角の皮までぴったりと貼り付いている。この位置からだと見えないが、きっとお尻から水が出ているだろう。もう羽化は目前。

f:id:komyushokaras:20210724230039j:plain7月24日 22:55

と思いきやここからが長い。さらに皮がぴったりと貼り付き、見た目はいつ羽化してもおかしくない感じだがまだ羽化しない。今日中は無理そうだ。

f:id:komyushokaras:20210725053728j:plain7月25日 2:35

まだ羽化しない。よく見ると触角が起き上がっている。これもしかしてヤバいのでは?

と思ったがそんな事は全くなく、10:00に羽化が始まった。羽化の様子を撮影できたので詳しくは動画で。ちなみに動画が途切れ途切れになっているのはスマホで撮影してしまったので容量が限界を迎えたからです。

  

f:id:komyushokaras:20210730085157j:plain7月30日 8:39

羽化から5日後の様子。体が完全に固まるまで2週間ほどかかるそうなのでこのときはまだ測ってないが、45は狙えそうな雰囲気が漂っていた。

f:id:komyushokaras:20210808141522j:plainf:id:komyushokaras:20210808141551j:plainf:id:komyushokaras:20210808150358j:plainf:id:komyushokaras:20210808150422j:plain福島県産 3月16日採集

蛹化日不明 7月25日羽化

全長 : 45mm

なんとか目標達成。記念に写真は多め。神奈川県産の42mmの個体と比べかなり幅がある(逆に長さはあまりない)。両方の前翅に穴が開いてしまったが、それでもかなり立派な個体である。
そんなわけでオサ堀りのついでに採れたコクワガタだが、1頭も☆にすることなく成虫にすることができた。
 
 
ところで、クワガタの食べ残した菌床カスや糞をカブトムシの幼虫に食べさせていたことを覚えている人はどのくらいいるだろうか(コクワガタ飼育 - コミュ障カラスの生き物ブログの最後のほうにちょこっと書いてあります)。
この幼虫は5月30日に蛹になり6月15日に羽化した。

f:id:komyushokaras:20210618081849j:plain5月30日 10:33

f:id:komyushokaras:20210618081929j:plain6月15日 19:06

f:id:komyushokaras:20210618081954j:plain6月17日 11:53

メスでした。あまり大きくないが、採ってきた時点で3齢だったので仕方ない。メスはオスとは違い金色の毛で覆われており、脚のトゲはオス以上に厳つい。
カブトムシを飼育するのは小学生以来であったが、やはり手がかからない。このまま繁殖させようかとも思ったが増えすぎてもて余すだろうからやめておいた。カブトムシは子供が飼育してもて余す生き物の代表格だろう。簡単に増えるというのも考えものである。