皆様明けましておめでとうございます。2023年も本ブログをよろしくお願いします。
※2024. 3. 17 追記
2024年でした.... 2ヶ月以上も気づかず放置してました....
辰年ということでトンボ(dragonfly)の写真を。ちょっと捻ったものがないかdragonの名がつく生き物を調べた結果、ドラゴンフルーツやドラゴンツリー(リュウケツジュ)やコモドドラゴンやフトアゴヒゲトカゲ(bearded dragon)などがいたが、筆者がそれらの生き物の写真を持ってないので断念した。ちなみにテンナンショウはdragon-rootまたはgreen dragonと呼ばれると聞き、テンナンショウの写真ならあるのでそれにしようかと思ったが、よくよく調べるとdragonの名がつくのは北米産のテンナンショウ属の一種(Arisaema dracontium)であることが判明し断念。別種の写真を掲載するのは気が引ける。
筆者が撮影したテンナンショウの一種。dragonの名がつくArisaema dracontiumの花(仏炎苞というらしい)はここまで立派にならない。
さて、今年の鳥初めは鳥納めでも行った某河川にしました。家から遠く、まとまった休みでないと行けないからね。今のうちに行っておきたい。
昼から雨の予報だったので、鳥納めの時より早めに開始。天気は曇り。
最初に見つけたのはホオジロ。よく鳴くのでいるのはわかるが、茂みの中にいることが多いのでちょっと見つけづらい鳥。
アオジも登場。動き回りながら、尾羽をパッと開いてはすぐ閉じることを繰り返す。そうすると白斑がよく見えるのだが、この行動にどんな意味があるのだろうか?
モズ
鳥納めでも出てたんだけど写真は撮れず。今回は撮影はできたがピンボケだった。写真はオスしか撮れなかったが、雌雄1羽ずつ確認した。
この川どころか水辺ではお馴染み。縄張り争いで鳴きながら飛び回っていたのでよく目立ち、結局この日は10回以上カワセミを見ることになった。
この日唯一のシギチ。お尻をフリフリ、首をピョコピョコ動かしながら歩き回る。
この川で年中見られるセキレイはセグロセキレイとハクセキレイの2種。川ではセグロのほうが多いが、川から少し離れるとハクセキばかりになる。極端。
今日もダイサギをよく見る。またどっかに集まっているのだろうか?脚の色からしてどちらも亜種チュウダイサギ。
少し離れたところにもう1羽。なんかデカくね?と思ったが、脚の色からして亜種ダイサギ。そりゃデカいわ。
バン
鳥納めと同じ場所にいた。同じ個体かな?と思ったが今回は3羽だった。
こちらも鳥納めと同じ場所。前回同様に1羽。同一個体かも。
川の周りの畑にはハクセキレイとタヒバリ。カワラヒワやツグミの声も聞こえる。
電線にズラリと並ぶ。そういえば鳥納めのときはムクドリみなかったな。
撮っているときはヒヨドリかと思っていた。雨に濡れて印象が変わっていて間違えてしまった。なお予報では昼から雨となっていたが、10時半ごろには降り出した。
雨は弱かったので鳥見は続行。コガモは7~8羽が見れた。オスが多い。
ここにはほとんど冬しかいない。タヒバリも冬しかいないので、セキレイ類を4種見られるのは冬の間だけである。
カルガモとカワウ
鳥納めでダイサギが集まっていた場所。この日はサギの集団はなし。代わりに(?)カルガモが10羽ほどとカワウが1羽。
集団はいないが2羽のダイサギがポツンと佇んでいた。後ろのカワウはさっきの個体。撮影中に飛び込んできた。
離れたところにはアオサギも。なんだかんだここにはアオサギが1羽、必ずと言って良いほどいる。
サギ集団がいなかったので引き返すことに。雨も止みそうにないし。少し引き返すとさっきはいなかったコサギが3羽。成鳥と幼鳥かな?
スズメ
100羽はいそうなスズメの集団。これだけ集まるとものすごい声だが、こちらが近づくとピタッと鳴き止む。そして離れるとまた鳴き出す。ちょっと面白い。
雨が強くなってきたのでそろそろ退散しようと思ったが、数羽のダイサギが集まっていたので足を止める。亜種チュウダイサギも亜種ダイサギもどちらもいる。やっぱり並ぶと体格差がすごい。そして脚の色が違うことがはっきりわかる。とはいえ脚の色は個体差も大きいのだが。
しばらく見ているとダイサギが集まってきた。次々と空から降り立ち、あっという間に集団に。全部で12羽。亜種ダイサギと亜種チュウダイサギが半々くらいかな?断言はできないが。
よく見ると、1羽の亜種ダイサギが狩りの最中に尾を震わせている。振動を与えて獲物を追い出そうとしているのか?
コサギでは脚を震わせて獲物を追い出す行動はよく知られているし、ダイサギでも、海外では水中の植物中に広げた足指を入れ、極めてゆっくり動かし隠れている餌生物を捕食したという例がある。これもそういった類の行動なのか?でも動かしているのは脚よりも体のほうである。そこに関してはちょっとトラダンスっぽく見える。
カワウ
この日最後に見た鳥は雨の中佇むカワウ。カワウの羽毛は水を弾きにくいそうだが、雨に濡れて体温が下がったりしないか少し心配になる。
この日はこれで終了。天気もあり鳥の出はよくなかったが、これは仕方ない。それでも鳥納めでも鳥初めでも、狙っていた鳥が出なかったのは少し残念。遠出したからといって、狙い通りの結果になるとは限らない。