自分は生まれてから1度も七草粥を食べたことがない。家族にそういう習慣が無いので。祖父母はつくるかもしれないが、祖父母の家に7日までいることなんてない。その頃はだいたい冬休みが終わっている。
そんな話は置いといて、7日は某河川に鳥見に行きました。
某河川の記事はコチラ↓
到着したのは14時頃であんま鳥がいない。ドバト、アオサギ、ダイサギはいるけど人家の屋根の上にいるのであんまりジロジロ見るわけにはいかない。それ以外はスズメやジョウビタキやカルガモがときどき出る程度。
バン
成鳥と幼鳥を1羽ずつ発見。こちらに気づくとゆっくりと茂みの中へ入っていった。
この川では定番。時折、明らかに鳥見目的ではない人がじっと何かを見ていることがあるが、視線の先にはたいていカワセミがいる。
タシギ
草の陰で何やら動いていると思ったらタシギであった。今季初認。遠いうえ陰になってることもありこちらを気にする様子はなかった。
ムクドリとスズメ
群れ。別にねぐら入りじゃなくても群れはつくるのね。夏に群れを見なくなるのは繫殖のためなんだろうな、きっと。
こちらもこの川では定番。お尻を振りながら歩く様子は遠目に見るとちょっとセキレイっぽくもある。
再びカワセミ。日にもよるけど1時間もあれば5~6回は見れる。個体識別ができないので羽数ではなく回数で数えてるけど、実際それくらいの個体数はいるかも。
鳴き声で存在はわかるけど、ヨシや藪の中にいるので見るのはちょっと難しい鳥たち。この日は見やすいところに出てきてくれた。
またまたカワセミ。今日はよく見る。わざわざ棒を立てんでも簡単に見れるんだがなぁ。
この日はちょっと多めで10回くらい見れた。飛んでもすぐに着地するので同じ個体を重複カウントしてる可能性はカワセミより高い。
水面から突き出すタケノコ.... ではなくカモ。この模様と大きさはコガモだな。
やっぱり。オスはすっかり繫殖羽になっている。
思ったよりいっぱいいた。前回の記事(→上皇誕生日の鳥見 - コミュ障カラスの生き物ブログ)でコガモが少ないと書いたけど、やっぱ日によってだいぶ変わるのかな?ちなみにこの日はツグミが少なかった。
ダイサギには夏鳥または留鳥として日本で繁殖する亜種チュウダイサギと、冬鳥として渡来する亜種ダイサギ(オオダイサギ or ダイダイサギという通称で知られる)がいるが、脚の色が違うくらいでよく似ているらしい。この個体はどっちだろう?
アオサギとスズメ
いつもこの辺りにはアオサギがいるけど同じ個体だったりするのだろうか?この日は狩りをせず電柱で休んでいた。
日が傾いてきたので引き返したところでカワセミ。今日は本当によく見る。逆光でも背中の青いラインがはっきり見える。
撮影中はチョウゲンボウだと思っていたが写真見たらハイタカだった。夕陽で赤っぽく見えていたとはいえ、このような誤同定をするのはちょっとショック。まだまだ修行が足らん。
大きめの灰色の鳥が草の上でピョンピョン飛び跳ねてたのでヒヨドリかと思った。赤い木の実を食べていた。イソヒヨが木に止まる様子はあまり見ないので新鮮。
何度目のカワセミか。後ろ姿も綺麗。
この川には冬に渡来する。この2羽、ずいぶん印象が違うけど、どっちかが若鳥だったりするんかな?それとも単に個体差だろうか?
またしてもカワセミ。この川には本当にどこにでもいる。
タシギ
本日2度目のタシギ。最初に見た地点からそう遠くないので同一個体かも。こちらを気にせず採餌中。
細長い嘴を石や草の隙間に突っ込んで採餌している。実は嘴の先端部分は少し曲げられるようになっており、それで狭い隙間の獲物もつまみ出せるんだとか。
開けたところに出ているので簡単に見つけられたが、このカラーリングは茂みの中だと完璧に溶け込むであろうことは想像に難くない。タシギ(英名はスナイプ)を正確に狙撃できる人がスナイパーである。
もう暗いし寒いしこの日はこれで終了。カワセミが多い日だった。夕方だとタシギなど夜行性の鳥が見れるのは良いかも。写真は撮れないけど。そう考えるとやっぱ朝のほうが良いのか?とにかくこの川がにぎやかになってきたことを実感できて嬉しい。
でも相変わらずやらせ棒が乱立してるのは参った。カワセミ含め彼らは野生動物なのだから、どうせならやらせまでして自然っぽくするより堂々と人工物を利用しているほうが絵になると思うのは自分だけだろうか?それに生態から出そうなポイントを予測するということも、野生動物を観察するうえでの醍醐味だと思うのだが.... 個人の感想と言われるかもしれないが、野鳥を撮影してると言いつつやってることがそれとなると、いつもモヤモヤするのである。