3月11日にヒレンジャクを見れました。2021年に入って初めてのライファーです。
ヒレンジャク
— s6m3s3n4? (@s6m3s3n4) 2021年3月11日
2021年初ライファー
見に行っても見ないのに駅前に出るんか。黄色い子はいませんでした。 pic.twitter.com/Qotp9S2fXr
1年前にレンジャクが有名なポイントに行ったがそのときは鳴き声を聞いただけで見ることは出来なかった。今年も行こうと思っていたがなんやかんやあって行けていなかった。そのまま3月になってしまったので今年は無理だろうと思っていたがなんと駅前に現れた。
街中にも現れるということはTwitterからの情報で知っていたが、自分が見れるとは思わなかった。
朝の7時半頃、駅前を歩いていると「チリリ...チリリ...」とヒヨドリともムクドリともスズメともつかない鳴き声が聞こえてきた。用事もあったので最初は無視していたが、「ヒ〜...」という声がして体が反応してしまった。九州でN先輩がこの声を聞いた途端騒ぎ出したので覚えていたのだ(九州遠征その7 2020-2-9 - コミュ障カラスの生き物ブログの終わりに少しだけ書いてあります)。
声のする方を見るとムクドリくらいの大きさの鳥の群れが。急いでカメラを取り出す。
おお〜これは間違いなくレンジャク!
尾羽先端が赤いのでこれはヒレンジャク。ちなみにキレンジャクはいなかった。
だいたい30~40羽くらいが電線に止まっている。まさに連雀。時折1~2羽が近くの樹に降り立とうとするがヒヨドリに追い払われてしまっていた。
目元の黒いスジと冠羽から厳ついイメージがあるが、よく見るとモフモフで結構可愛い。
厳ついモフモフ。相反するこの2つを融合させることができたのは肉食哺乳類だけではないのだ。
用事もあったし朝早くに駅前でカメラを構えるのは不審極まりないので10分ほどで立ち去った。
さて、用事を済ませた後は少し鳥見をしていた(カメラを持っていた理由はコレ)のだが、そのときタヌキが出た。しかも2頭。
1枚目と3枚目は同一個体。こちらに気づいても慌てる様子はなく、数分間ウロウロした後ゆっくりと藪に消えていった。
タヌキ自体は近所にもいるが、日が落ちた後でないとまず見られない。昼間に見るのは疥癬に罹った個体を除けば初めてである。
鳥見を終え帰る途中、ヒレンジャクのポイントをもう一度通ったが、3時間以上経っているのにまだ残っていた。
ただし高いビルのアンテナの上に10羽ほどがいるだけで、人通りが増えたこともあり行きよりもさらに観察しづらくなっていた。
3月11日は良い思い出がない(幸い家の近所は被害はほぼなかった)が、家にこもっていても悪いニュースや映像ばかり流れてくるので外に出ることにしたのだが、思いがけない幸運に恵まれることとなった。