近所の公園に行ってきました。鳥初め以来。
鳥初めの記事はコチラ→2022年鳥初め - コミュ障カラスの生き物ブログ
特に何が出たとも聞いてないが、突発的に鳥見がしたくなったときにここはうってつけ。珍鳥が入ることはほとんどないけど鳥の種数は多い。そして何より家から近い。
朝の10時ごろ、いつものようにブラブラ歩きながら鳥を探す。シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、コゲラ.... まあいつものメンツだ。池のほうを見てみるもいるのはカルガモとキンクロ。うん、いつも通り。
マガモとか交じってないかな?と、遠くに見えるカルガモの群れをテキトーに撮影。
ん?なんか赤いのいますね....
急いで近寄って確かめる。
やっぱりホシハジロ。何気に今季初認。今季は渡良瀬も宮城も行かなかったし、葛西では見なかったからね。
葛西の記事はコチラ→クリスマスイブは舞浜の隣で その3 - コミュ障カラスの生き物ブログ
オス1羽、メス1羽のペアだった。ここでホシハジロを見るのは初。さらにこんなに近くで見るのも初。テンションが上がる。
赤褐色の顔に真っ赤な眼という派手なオスに対し、メスの顔は褐色で眼も普通な感じ。知らなかったら同種だとわからないだろう。でも背中の模様はオスもメスもスズガモに似てる。
しばらくするとオスは休憩モード。でも真っ赤な眼見開いてるから結構怖え。
メスも羽繕いをしたりしてこれから休みますって雰囲気を漂わせている。
やっぱり寝た。写真もたくさん撮ったしそろそろ移動することにしよう。それではおやすみなさい。ちなみに周りにカメラマンはほとんどおらず、いたとしてもカワセミ狙いだった。確かにホシハジロは珍しい鳥ではないからな。
マガモとかいないかなぁ.... と思って探してたらホシハジロ見つけたわけだが、ちゃんとマガモもいました。
ルリビタキのポイントへ行くと、相変わらず狭い場所に5~6人がウロウロしている。軽く回ってみたけど静まり返っていて出る気配がなかったので、もう1度ホシハジロを見に行こうとしたとき周りがざわついた。出ましたね。
あああ.... チャンスだったのに.... 相変わらずガンガン近づく人がいるが、ルリビタキも以前ほど逃げなくなっている。ルリビよ、お前それで良いのか?
ホシハジロのポイントへ戻る途中、数羽のカルガモを発見。しかし1羽だけ何かおかしい。
雑種カモ(マルガモ?)
あ~これは混ざってますね。全体的な印象はカルガモに近いが、胸や顔がちょっと違う。顔の模様からトモエっぽさも感じるが、かなり薄いが首輪模様っぽいものがあることや胸の色味とかからして、たぶんマルガモで良いと思う。
目の前に現れたのはジョウビタキ。近づいてもなかなか逃げないのでもうちょっと近寄る。
結構近寄れました。およそ2m。
こんなシーンも撮れました。
しばらくすると木の上に移動。これはこれで絵になる。というか木の上とかにいたほうが「自然」って感じがするよね。もちろん、人工物を利用する野生動物ってのはそれはそれで魅力的なんですが。
ジョビを見てたらいつの間にか近くに来てた。普通に歩いて近づくと逃げるのに気づいたら近くにいるという状況はアオジに限らずしばしばある。
そんなに時間が経ってないけど起きてた。休息短くね?エネルギーとかどうなってんの?
テンションが上がって写真を撮りすぎてしまった。気づけば600枚超えてた....
ここで時刻は11時半。用事があったので1度鳥見を中断して、午後にまた来ることにした。
再びやって来たのは15時過ぎ。
カルガモの群れの中をよく見ると....
午前に見たのと同一個体かは不明。1羽しかいないように見えるけどもう1羽くらいいてもおかしくない。
マルガモ?
こちらは間違いなく同一個体。似た模様のカモがそう何羽もいるはずがない。よく見ると嘴の付け根がちょっと凹んでる?そして嘴がちょっと長いようにも見える。
オスのみで、メスは見つからなかった。しかもキンクロもいなくなっており、ホシハジロはカルガモの群れに交じっていた。
午前同様静まり返っている。ただし今度は人はいない。これはチャンスと判断し座して待つことに。めちゃくちゃ寒いけど。
暇なのでスマホを見ながら待っていると「カッカッ.... カッカッ....」という声。来たな、と思って顔を上げると4~5人のおじさんに囲まれていた。まだ帰ってなかったんだ.... つーか音もなく、いつの間にかそばにいるとか超怖えな。ルリビ待ち伏せしてる自分も傍から見れば不気味だろうし、自分も鳥を見つけたら足音を立てないように近づくから人のこと言えんけど。
それはともかくルリビは目の前。思いっきり枝被りしてるからオートフォーカスだとちょっと厳しい。マニュアルフォーカスはピント合わせに時間がかかるので動き回る相手には難しいけどここはやるしかない。
うん、結構良い感じ。ピント合わせが前よりもスムーズにできた。それにズームすれば手前の枝は多少ごまかせる。
でもどうせなら枝被りしてないときがいいなぁ。オートフォーカスで撮れるし。欲を抑えきれず、そのタイミングを待つことにした。
おじさんたちが去るまで根気よく待ち続け、ようやく撮ることができた。周りに撮影してる人がいたら勝手に動くわけにいかないからね。粘った甲斐あった。
よく見れば体に青い羽が生えている。若オスのようだ。
一番近づいたときの写真。距離はわずか1mほど。もっと警戒心もったほうがいいんじゃない?
時計を見るともうすぐ16時半になるところ。もう帰ろうと思ったときにエナガの群れがやって来た。
やはり可愛い。小さいし動き回るしで撮影はルリビよりムズい。マニュアルフォーカスとか絶対無理だわ....
この日はこれで終了。やはりこの公園のポテンシャルは侮れない。今後もちょくちょく行きたい。