年末年始の休みにすることと言えば鳥見である(断言)。
ということで近所の公園へ行ってきました。ちなみに鳥納めは別にやる予定。
出迎えてくれたのはエナガ。北海道のシマエナガばかり話題になるけど、こっちのゲジマユエナガも可愛いと思う。
池を見に行くとカルガモとキンクロハジロといういつものメンバー。ただしキンクロはだいぶ減って10羽前後になっていた。
2羽で首振りダンスをしていたのを見つけ慌てて撮影。出来れば2羽でのダンスシーンから撮りたかったけど、ギリ本番に間に合ったのでセーフ。
カルガモに交ざって雌雄2羽ずつ。岸辺でお休み中。
そこへハクセキレイが採餌しながら近づいてきた。見よ、この体格差。ハクセキレイはマガモの頭ほどの大きさしかない。ハクセキレイもさすがに怖いのかこれ以上マガモには近づかなかった。
この直後別のハクセキレイが現れ、この個体は追い払われた。
ハクセキレイ(手前:幼鳥 奥:成鳥)
追い払ったのは成鳥。マガモのそばで採餌していたのは色が薄く、顔が黄色っぽいので幼鳥である。それにしてもこの写真、成鳥がめっちゃ睨みつけてるように見える。
さらに追いかける成鳥(左)。それでも数分間この距離間を保っておりいくらか手加減しているようにも見えた。もしかして親子だったり?それでもこの時期は、さすがに幼鳥の存在を容認できるほどの余裕はないだろう。最後はしびれを切らした成鳥が激しく追い立てていた。
ガビチョウ
池は一通り見終わったので続いては森へ。林縁でガビチョウが鳴いていた。年がら年中騒がしい鳥である。
この後はルリビを期待したんだが出ず。それどころかジョビすらいない。近くの住宅地でジョビの声は聞いたので渡ってきてはいるはずなんだが。そういえば今日はツグミもシロハラも見てないな。声は聞いたが。
鳥の出が今一つで退屈していたところ、藪の中で何やらガサガサ音が。「どうせガビチョウだろ~」と思って覗き込んだらコジュケイ。出てくることを期待して藪の前にしゃがみ込んで待つことにした。
待つこと数分。出てきました。ぞろぞろと。
全部で8羽。距離はおよそ1.5m。ここは道路のわきなのですぐそばを人が通るが、多少警戒するだけで逃げようとはしなかった。切羽詰まっていたのか単に警戒心が薄いのか。
動画でも撮影。落ち葉をかき分け植物の葉を食べている。2:17でクリハラリスの声に反応しているほか、3:45で大きな葉を戻しそうになりながらも強引に飲み込んでいるところが個人的注目ポイント。
結局15分以上動かず観察していたが、足がしびれてきたし、手の感覚も無くなってきたのでもう限界。時刻は15時過ぎ。森の中での撮影はそろそろ厳しい。あと寒い。そろそろ立ち去ろうと思ったが、まだコジュケイたちは採餌中。普通に動いたらコジュケイを驚かしてしまうと思い、そ~っと立ち去った。回りには他のカメラマンもいないので人に気を遣う必要はなかったのだが、コジュケイに気を遣ってしまった。
そういえば今年の初めにも道に出てきたコジュケイを撮影してたな。(→2022年鳥初め - コミュ障カラスの生き物ブログ)2022年はコジュケイに始まりコジュケイに終わった(※終わってません)と言うべきか。