多摩川河口にもう一度行ってきました。(前回は→多摩川河口 8/19 - コミュ障カラスの生き物ブログ)シギチは1羽しか出なかったのでリベンジを狙う。
実はP900が修理から戻ってきた翌日に多摩川河口に行っていたのだが、潮が満ちてシギチは見れず、カニの写真を撮って帰った。
カニの一種(ベンケイガニ?)
このときアオアシシギが出たポイントよりずっと下流にも干潟があることがわかり、両方のポイントをチェックできるように干潮に合わせて行こうと決めたのだ。
11:00頃、まずはアオアシシギのポイントをチェック。
いきなりいた。前回同様1羽だけ。もしかして同一個体なのだろうか?
他にシギチはいないので速やかに下流に向かう。
途中、小鳥がヨシの中に入っていった。ここにはスズメがたくさんいるが、それとは鳴き声が異なる。
セッカ
セッカでした。この後、写真は撮れなかったが何度もセッカを見た。前回は見た覚えがないんだがな。単に注意してなかっただけ?
しばらく進むと川の中州にサギの群れ。
んん?なんだこれ?右の嘴が黒いやつは趾が黄色いのでコサギ。他は?
嘴は黄色でそんなに長くない。体の大きさはコサギと同じくらい。個体によってはところどころに褐色の羽毛が混じる・・・・・アマサギか!
アマサギって畑や牧草地にいるイメージがあった。実際、初めて見たアマサギは西表島で牛の背中に乗っていたし、その後に行った石垣島でも牛のそばや田んぼにいた。こんな河口の中州に集結するものなのか。固定観念にとらわれてはいけないのだなあ。
ようやく下流の干潟に到着。しかし思ったより干潟が小さい。さらにシギチは1羽もいない。アオサギ、ダイサギ、カワウ、ウミネコのみ。時間が遅かったか?それとももともとこういう場所なのか?
ここに長居しても意味が無いと判断し、アオアシシギのポイントへ戻ることにする。
途中、アマサギが集まっていた中州で・・・
何やら不穏な空気が・・・
どうやらコサギが退いたようだ。
アオアシシギのポイントに到着。しかしアオアシシギは見当たらない。
近づいてきたムクドリ
1時間半以上が経過しているのでさすがに移動してしまったのだろうか。
と思いきや先程とほぼ同じ場所にいた。
相変わらず1羽だけ。やはり同じ個体なのだろうか。
ゴカイを捕食しながら少しずつ近づいてくる。
しかし10mほどの距離で停止。こちらを警戒しているのかもしれない。
イソシギと2ショット。アオアシシギはくぼんだ場所にいるので胴体が同じ高さに来た。イソシギは全長約20cm、アオアシシギは全長約35cmとのことだがそれ以上の差があるように思える。
伸び
しばらくすると満腹になったのか伸びをしたり羽繕いをしたり、あるいはただ静止していることが増えてきた。すでに30分ほど経過しているがイソシギ以外のシギチは現れない。そろそろ引き上げるとしよう。
多摩川河口ではチュウシャクシギやメダイチドリも出るらしいけど2回連続でアオアシシギ(とイソシギ)だけ。東京側でないと見れないのか、あるいは時間のせいか。自分の知っているポイントではこれ以上は望めないので、ポイント探しからやり直すしかなさそうだ。