23日は予定が入っていたが、思ったより早く終わったため鳥見をすることにした。場所は去年も行った某河川。
(前回行ったときの様子はコチラ→ 某河川で鳥見 - コミュ障カラスの生き物ブログ)
14時ごろに到着。でも意外と鳥がいない。時間が遅いからかな?
最初に現れたのはアオサギ先輩。ゆったりと通過していく。
いきなりチョウゲンボウ。この辺りを冬の縄張りにしてるっぽい。
群れを確認。到着が遅れているとか数が少ないとか心配されていたが、このまま留まってくれれば例年通りの数は見れそう。
ヒヨドリの群れとムクドリの群れと一緒にいた。木の実を目当てに集まっていたようだ。
ツグミは群れでいたり単独でいたり、地上にいたり樹上にいたりと、行動パターンがよくわからない。今年は少ないらしいが、場所によっては例年通り見られるのかも。
ここでは冬に見られる鳥。こちらに気づくとヨシの中に隠れてしまった。
モズ
もうほとんど高鳴きは聞かなくなった。縄張りが定まったようだ。
別個体。先ほどの個体に比べお腹の模様が目立つけど幼鳥なのか?
年中いるカルガモ。なんとなく動画で撮影。食いちぎった葉っぱをいちいち水につけて食べるの不思議。
カルガモに交じって1羽だけ。去年も思ったけど以前よりコガモが少なくなった気がする。
こちらも動画で撮影してみた。
色からしてたぶんオス。カモたちが上空を警戒しているのでこれは猛禽がいる!と思って探したがなかなか見つけられず。ようやく見つけたとき、ハイタカは100m以上離れた遥か空の彼方。それでもカモたちは警戒を解かなかった。気にしすぎな気もするが、厳しい自然界を生きていくにはこれくらいの警戒心でないとダメということだろうか。
スズメ
ここでは毎年冬になると100羽以上のスズメの群れが見られる....のだがこの群れは20~30羽ほど。いつもいつもそんな大規模な群れが見られるわけではない。
堰の前に立つアオサギ先輩。こちらをチラリと見るもすぐに水の中に注意を移す。これは狩りをする雰囲気。
やっぱり。獲物はオイカワかな?魚の同定には自信ないけどこのでっかい尻ビレは間違いないと思う。
呑み込もうと咥え直してるシーン....なんだけど結構怖ぇぇ....
せっかくなので動画でも。
よく見ると獲物に狙いをつけているとき首を斜めにしている。水面の反射とか抑えられるのかな?
対岸からも撮影。数匹食べると満腹になったのか、あるいは自分に向かって妙なもの(カメラ)を向けている人間を無視できなくなったのか、狩りをやめてしまった。
これ以上見続けるのは良くない気がしてきたし、日も暮れ始めたので引き返すことにした(まだ15時ごろだけど)。
アオサギ撮影中に現れたメンツその1。綺麗なのでつい撮ってしまう。
アオサギ撮影中に現れたメンツその2。シギチなのでつい撮ってしまう。
とにかく綺麗な鳥。棒を立てたり魚を入れた桶を準備したりするおじさんたちと同じだと思われたくないのでつい避けがちになるが、本当に綺麗な鳥である。個人的な印象だが、そうした「やらせ棒」よりも自然に生えた植物に止まることのほうが遥かに多い気がする。
ダイサギとコサギが一緒に行動していた。シラサギは結構群れているイメージ。でも動画のサギたちは協力しているというよりお互いを利用しようとしてるっぽい。あと、ダイサギの右の第4趾が欠損しているが、歩き方がちょっとおかしいくらいでそれ以外は問題無さそうに見えるのがすごい。強く生きているんだなぁ。
だいぶ暗くなってきたころ、ムクドリの群れが現れ電線に止まった。ねぐら入りの準備だろうか?
バン
バンが現れ食事を始めた。普段は警戒心が強くすぐに隠れてしまうのでこんな開けたところに出てくるとは意外。クイナの仲間だし夜行性なのかな?
こちらに驚き逃げてしまったが、しばらくするとまた出てきた。食事シーンは動画で。
雑食らしいけど動画では植物質のものばかり食べてる。時期的に動物質は手に入りにくいからかもしれないが。
最後にヒメアマツバメの群れも現れた。こちらもねぐら入り?速いし暗いし写真は無理だった。
鳥の出はそこそこといったところ。マガモが見られなかったのは意外。もう来ているはずなんだが。そういえばジョウビタキもタヒバリも出なかった。時間帯の問題かな?セグロセキレイとハクセキレイは相変わらず多い。
すっかり冬のメンツが揃った感じ。鳥見が楽しくなるころである。でも日が落ちるのが早いし何より寒い。そろそろカイロを準備すべきだな。