前回(→クリスマスイブは舞浜の隣で その2 - コミュ障カラスの生き物ブログ)の続き
ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリはたくさんいる。でも既に見たし、すぐに隠れてじっくり見れないしで飽きてきた。
上陸して食事中。いつもここで採食してるけど好みの植物が生えているのか、それとも外敵から逃げるのに都合がよいのか。
ここで確認できたカモはカルガモ、コガモ、マガモ、ハシビロガモの4種(カルガモは撮り忘れた)。ここ最近は猛禽が多く、そのせいかカモが少なく、いたとしてもヨシの陰に隠れてしまっているんだとか。う~ん猛禽が見れるのは嬉しいけどそれはちょっと複雑。
そんなことを考えているとカメラを構えた集団を発見。遠くの木の中、何か茶色っぽいものが見える。
あっさり出た猛禽。とはいえ自力では双眼鏡を使っても見つけられなかっただろう。最初に見つけた人すごいな。
ノスリはこの後すぐに飛び去ってしまった。ノスリが飛んだ瞬間、オオバンの群れが一斉に逃げ出した。猛禽はたいへん恐れられているようだ。
別の場所にも人が集まってたので見てみるとカワセミ。どうせこの後も見れるだろうと思ってテキトーに写真撮って立ち去ってしまったが、これ以降見ることはなかった。もっとちゃんと見ておけばよかった。
イエネコ
茂みの中でガサガサいってたので、鳥かと思い覗いてみるとなんとネコである。鳥たちにとって大きな脅威であるはずなのだが....
以前Twitterで物議をかもした貼り紙。野鳥の楽園と謳っておきながらネコの餌やりを許可するとは?本来ネコはペットであり家畜の一種である。屋外に出てる時点でおかしいのである。出来れば許可してほしくなかった。
とはいえそういうことを求めるような団体は無駄に被害者面が上手く、迷惑行為を手際よく行うらしいので職員の疲労も大きいのかもしれない。
また藪の中からガサガサ音。ちょっと不安になりながら覗いてみたが、今度は鳥だった。ネコには気をつけてね。
野生動物に襲われたというなら仕方ないが、誰かが餌やりしている半ペットに襲われたというのは納得できないからね。
この後はウグイスやヒヨドリくらいであまり鳥が出ず。いつの間にか池を半周していた。すると対岸の木の上に何やら止まっている。猛禽っぽいがよくわからない。こういうときはカメラのズーム機能を使う。
やっぱり猛禽だった。かなり遠いが我ながらよく見つけられたなぁ。しかも今この場には自分しかいない。独り占めである。
遠かったので場所を変えて撮影。なんか横を気にしている。ハイタカの視線の方向を見てみると....
少し離れた松の木にノスリ。ハイタカはこのノスリを気にしていたようである。
一度に2種の猛禽を見れるとは幸運だった。しかもどちらも木に止まっており、あっという間に見えなくなるなんてことはない。満足するまでじっくり見ることができた。
茂みの中からガサガサ音。シロハラかと思いきやアカハラだった。自分の近所だとシロハラは見るけどアカハラは全くいない。ここでもシロハラより少ないけど好む環境が微妙に違うんだろうな。
またまたカメラを構えた集団を発見。今度の標的(?)はオオタカの幼鳥だった。かなり近いけど逃げる様子はない。幼鳥はやっぱ警戒心薄いのかな?見事に逆光だから写真は難しい。
邪魔にならないように集団から少し離れたところで見ていたんだが、わざわざ集団から離脱して自分の隣や後ろに陣取ってくるおじさんたちは何を考えてるんだ?
本日はこれで終了。結局ライファーはなし。見つけた鳥は41種で、1日50種の目標は達成出来ず。カモメやシギチがあまり出ず、ミサゴやツグミも出なかった。時期の問題か時間帯の問題か、そこはちょっと残念。
ただ、猛禽はよく出ており、種数があまり多くなかったという不満を充分補うものだった。とにかく猛禽見たいって人には良いかも。
でもネコに関しては納得できないよなぁ.... オオタカもノスリもネコにはかなわないから、ネコがいる時点で野鳥の楽園とは言えない気がする。
2021年もあと2日。今年はこれが鳥納めにになるかも。変異株がまた出てきました。皆さんも心身ともに健康な日々をお過ごし下さい。