晴れて就職浪人となった筆者であるが、先日ヤマシギが有名な公園へ行ってきました。最後に行ったのは3年前。ずいぶん久しぶり。
狙いはヤマシギの他、クロジやアリスイも。アリスイは厳しいかもだけど他2種はイケるでしょう。
モズ
まず現れたのはモズのオス。キリッとしててかっこいい。
タシギ
数人がバズーカ構えてたのですぐに見つけられた。この公園ではお馴染み。
ヤマシギ
あっさり目標達成。10人以上がバズーカ構えてりゃすぐわかる。遠いけど3羽を確認。
ヤマシギ自体は今季、別の場所ですでに見てるけど、ここと違ってゆっくり見られるような場所じゃない。距離が遠いのは観察しづらいけど、鳥が警戒しない・逃げないというメリットは大きい。
採餌中。ヤマシギダンスもばっちり見れました。
シメ
ヤマシギの観察中に出てきたメンツ。アオジはともかく、ツグミはすっかり数が増え、シメは今季はそんなに見れてなかったので、どちらも見られて嬉しい。
ヤマシギは満足したので場所を移動。すると早速ジョウビタキ。冬になるとどこでも見るけど、あと少しでいなくなっちゃうんだよね。
地面でガサガサやっているのはシジュウカラかアオジかガビチョウ。今回はシジュウカラだった。
池にはオオバン1羽とカルガモ2羽のみ。こんなに少ないとは思わなかった。
シロハラかと思ったらアカハラ。アカハラのほうが少ないので見られると嬉しい。
ピーンと伸びるジョビ子。この後一声鳴いて飛び去った。何かと思ったら目の前の木からハイタカが飛び出した。これを警戒していたのね。自分はハイタカに全く気付かなかった。
どこにでもいる鳥だけれど、見れたらちょっと安心する。
スズメ
何気にここで見るのは初。どこにでもいるようでいて、実際はちょっと偏りがある気がする。
モズ
今度はメス。かわいいけどかっこいい。
またまたジョビ子。3回目だけどもしかして全部同じ個体なのか?見られた範囲は狭いしあり得る。
ヤマシギ
最後にもう一度ヤマシギ。さっきと特に変化は無し。
ツーショット。3羽はバラバラに動いているので全員を画角に収めるのはほぼ無理。
キタテハ
もう動き出していた。キタテハは成虫越冬なので、この個体もあと少しで役目を終えるのだろう。
帰ろうとしたら道端にアオジ。1羽だけ近寄っても逃げないので撮影することにした。
だいたい2mくらい。そんな警戒心で大丈夫なのか?写真を撮れて嬉しい気持ちと鳥の将来を心配する気持ちで複雑。
最後に遠くからミソサザイの声。誰も気にしてなかったけどそんなに珍しくないのかね?
この日はこれで終了。アリスイとクロジは見れず。アリスイはともかくクロジは見れると思ったんだけど.... 自然相手に絶対はないと実感させられた。
余談だけどキタテハを見つけて思い出したのが、2月に見つけたヤマトシジミの成虫である。
ヤマトシジミ初認 pic.twitter.com/rkqSxN940z
— s6m3s3n4? (@s6m3s3n4) 2022年2月17日
キタテハが成虫越冬なのに対しヤマトシジミは幼虫越冬なので、本来この時期に成虫が見られることはない。何らかの理由で越冬できてしまった成虫なのだろう。4月にオンブバッタの成虫を見たこともあったし、ときどきそういうことが起こるんだろう。