1月5日にオサ掘りに行って来ました。
初めて1人でオサ掘り。
— s6m3s3n4? (@s6m3s3n4) 2021年1月5日
本当にピンポイントに集まっててびっくり。
ゴミムシ類は5種13個体。
あとハサミムシとハネカクシ。
ただマイマイカブリは採れなかった・・・ pic.twitter.com/M1avfIA5iP
オサ掘り自体は前に2回だけ虫屋の友人たちとやったことがあるが、ポイント選びなど全くわからなかったのでほぼ見てるだけだった。しかしそのとき今まで見たことがなかった美しいゴミムシたちが続々と出てきたことで自分でもやってみたくなった。そしてついにこの日、実行したというわけである。
訪れた場所は関東の有名産地。
ネットの情報や今までの経験から湿った場所が良いということで、目星をつけていた場所へ向かった。しかし予想以上に乾いており、良さそうな場所を見つけるのに結構時間がかかった。
早速掘りたいところだが、スコップを持ってきていないため代わりになりそうな木の枝を探すところから始める。そういえば皆自前のスコップなどを持ってきてたな・・・
良さそうな枝を見つけようやくオサ掘り開始。すぐにミミズやカタツムリが出てくる。これは良いんでね?
マルガタゴミムシの一種
掘り始めて数分、ようやく一匹。あれ?あんま良くない?この後10分ほど掘ったが結局これだけ。場所を少し移してもう一度挑戦したが同種と思われるマルガタゴミムシを一匹追加しただけに終わった。
仕方ない。こういうときは場所を大きく移動した方が良いと聞く。思い切って大きく移動することにした。
すると100mほど離れた場所に増水したときにできたと思われる低い崖を発見。崖の大部分はたいへん硬く、木の枝では歯が立たないが、1箇所だけ土が柔らかいのでそこを掘ってみる。やはりミミズとカタツムリ。ヨコエビも出てきたが、何か妙なものが。
アオヘリホソゴミムシ
え!? いきなり!?こんなにあっさり採れるものなのか。しかしこれだけではなかった。
アオゴミムシ
コガシラアオゴミムシ?(2021.1.19 追記)
オサ掘りでは定番。3匹を確保。3匹同時ではなく1匹ずつ採れた。
種不明
タンゴヒラタゴミムシ(2021.1.19 追記)
素人目にはゴミムシはそっくりで区別がつかない。資料もない(集められない)ので調べられないしそもそも検討がつかない。
ヒメキベリアオゴミムシ?
唯一採れたキベリ系。ちなみにこの後落っことして逃げられてしまった(泣)。
ハネカクシの一種
ゴミムシ以外にこんな虫も。この他コガネムシ類の幼虫やハサミムシも出てきたが、ハネカクシとハサミムシを一匹ずつ確保してあとはリリース。
アオヘリホソゴミムシ
さらに追加。計4匹を採集。
オオヒラタゴミムシ
もしかしたら誤同定。上翅に走るスジがかっこいい。
この後、マルガタゴミムシをさらに2匹追加したが、そこからピタリと採れなくなった。どうやら冬眠に適した場所は限られており、そこに集まっていたようである。結局ゴミムシが採れたのは幅50cmほどの範囲だった。
キリが良いのでここで終了。最後にはオオタカ幼鳥が目の前を飛ぶというサプライズも。来てよかった。
成果
マルガタゴミムシの一種(4)
オオヒラタゴミムシ(1)
アオヘリホソゴミムシ(4)
アオゴミムシ
→ コガシラアオゴミムシ(3)
種不明のゴミムシ
→ タンゴヒラタゴミムシ(1)
ハサミムシ(1)
ハネカクシの一種(1)
(2021.1.19 追記)
本当はマイマイカブリが採りたかったのだが採れなかった。朽ち木のほうがいるって言うしな。崖崩しでも採れるっちゃ採れるくらいで。また行くしかないか・・・