8月になったので近所の公園へ。まずは池の様子を見に。
ウチワヤンマ
ヤンマとつくがサナエの仲間。サナエトンボのスタイリッシュさは何度見ても良き。
コシアキトンボとのツーショット。去年や一昨年みたいな写真を撮りたかったが残念ながら撮れず。枝の位置が変わってたし、コシアキトンボが枝に止まらなかった。やっぱり自然は甘くない。
今年もこの2ショットが見れました pic.twitter.com/Z6MAzFnAgk
— s6m3s3n4? (@s6m3s3n4) 2022年7月10日
↑去年のツイート
ギンヤンマ
水に浮いた枯れ枝に産卵中。水草に産卵するイメージがあったけど枯れ枝でも良いのね。
相変わらず10羽前後。今年もヒナは見られなかったけど幼鳥っぽいのは何羽か見られた。
アカミミガメ
カメはいつものメンツ。でも日光浴している個体は少なかった。この暑さだもんな。ちなみにハナガメもミシシッピチズガメもあれ以来確認していない。どうなったのだろうか?
ハナガメとミシシッピチズガメについてはコチラ→GWの思い出&近所の公園 - コミュ障カラスの生き物ブログ
池は一通り見たので場所を移動する。
年5~6回発生するというが凄まじい繁殖力である。
お馴染みのバッタたち。
終齢と思われる大型の幼虫。成虫が見られるまでもうすぐ。
今年もいつもの場所に網を張っていた。1年で世代交代するので違う個体が同じ場所に網を張っていることになる。よほど良い場所なんだろう。
卵嚢。セイヨウナシのような形をしている。実は上下二層の構造になっており、まず上の部分をつくり、その下に卵を付けるようにして産み、最後にぶら下がった卵を覆うように糸をかけることでこんな形になるんだとか。
小さな水路の周りにもたくさんいる。場所によっては水を撒いただけでやってくる。
ウチワヤンマ
ここにもウチワヤンマ。なんか違和感.... と思ったらメスだった。池にはオスばかりだったがここにはメスしかいなかった。オスの干渉を避けているのだろうか?
幼体。暑いのに日向にいたが大丈夫か?
アミメアリ
ミミズの死骸に群がるアミメアリ。いっつも行列つくってるのに神出鬼没なイメージがあるが、その理由は定住する巣を持たないからだとか。グンタイアリみたいだな。
ミンミンゼミ
セミはニイニイ、アブラ、ミンミン、クマ、ツクツクの6種を確認。ヒグラシは時間帯のせいか鳴いてなかった。
エノキの周りを数匹が飛び回っていた。時折葉に止まるがまたすぐ飛び立ってしまう。
手前は幼鳥。威嚇っぽい声が聞こえたので慎重に探してみると、予想通り親子連れ。
ここで時刻はお昼頃。暑いので最後に池を見てから帰ることにした。
ウチワヤンマ
尻尾を上げて暑さ対策。縄張りを持つ彼らは迂闊に持ち場を離れられないのだろう。この暑さでは縄張りを守るのも命懸けだ。
換羽中だろうか?腹部のオレンジがまばらになっている。
この写真ではわかりづらいけど、コイより背ビレが小さいので見分けがつく。以前見たとき(→久々に近所の公園 - コミュ障カラスの生き物ブログ)と同じ場所にいた。
ドバト
池の周りを歩いていると、こちらに向かってたくさんのドバトが飛んできた。餌をくれると思ったんだろうが、残念ながら筆者は餌を持ってない。
ハトが飛んでくるのを見て木陰で休んでいたカルガモもやってきた。しかし残念ながら(以下略)。こいつら結構人に依存してんな。餌をくれないとわかったら葉をかじっていた。
まあ予想通りのメンツである。目新しいものはない。時間をかければ何か見つかるかもしれないが、この暑さではちょっと無理。秋冬に期待。
おまけ
路上に落ちてた風切羽。猛禽か?あるいはトケンか?と思ったが、小さいし模様も違うような気がする。
持ち帰って洗って乾かして形を整えるとこんな感じに。ネットの画像と比べてみるとアオゲラが近かった。ここでは夏でも見られるから可能性は充分ある。